「さよならミニスカート」感想

 

今、大人たちに話題になっている漫画「さよならミニスカート」。 学校で唯一、スカートではなくスラックスを履いて投稿する神山仁那が秘密を抱え、性差別に苦しみながら話が進んでいきます。 この漫画の凄いところは、扱っているテーマが性差別という重い内容なのに、掲載している雑誌が少女漫画を代表する「りぼん」だということ。 昔はキラキラした恋愛モノを扱う雑誌だと思っていたのでビックリです。 全体を通して性差別という問題を上手に訴えているため、内容の割にはスラスラ読めるところが好印象な漫画です。 秘密を抱え、男に嫌悪感を抱く仁那ですが、クラスメイトで仁那の秘密を知っている光との距離が近づくことで少しずつ気持ちの変化が現れます。 しかし、この光にも何やら謎がありそうなんですよね。しかも、仁那の秘密と関係しているかもしれないという。 そして、さらに光に好意を寄せるクラス1の美少女・長栖未玖も仁那の秘密を知ってしまい、彼女の動向も気になってきました。 美少女の嫉妬は怖いですからね。しかも、男女から人気な彼女が動き出したら仁那はどうなってしまうのでしょうか。 今連載されている部分で、仁那の過去や秘密が明らかになりました。 周りの人物たちが少しずつ動き出したため、いよいよ本格的に物語が進んでいくと思います。 なので、これから読む人も、まだ内容に追いつけると思います。 この漫画の衝撃なキャッチコピー「このまんがに無関心な人はいても、無関係な人はいない。」 その通り。全ての女子に読んで欲しい漫画です。

おすすめの記事